ヒッチハイクで大阪-鹿児島を往復した話その2
どうも!いためしです。
前回に引き続きヒッチハイクの記事を書きます。
いかにして大阪から鹿児島までヒッチハイクで行ったか!?
この記事が誰か1人でも役に立てばと思いながら、執筆します。
出発(自宅~吹田SA)
本当は朝から出発するはずだったのですが、諸事情あり午後2時ぐらいに家を出ることに。この時点で既に計画から5時間程度の遅延です。
自宅から一番近いSAである名神高速の吹田SAへ。
SAに外から侵入
そもそも、公道でヒッチハイクしてもどの車が高速に行くかもわからないし、時間のリスクが高すぎる!という事でSAに直接アクセス。
確か阪急吹田駅から20分ぐらい歩きました。
「そもそも、SAって外から入れるの?」
入れます。
当たり前ですが、SAで働く人は高速道路以外からも来るので通用口があります。
そこを通ります。
最近では外から入れる事をアピールして集客するというところもあるみたいですね。
(当時)吹田SAはそんな感じではなかったので、少しドキドキしながらも何食わぬ顔で侵入。普通に入れました。
初めてのヒッチハイク
無事に吹田SAに侵入した私は事前に準備した「西」とだけ書いたスケッチブックを掲げます。
・・・いや、掲げません。
だって、恥ずかしいんです。
めちゃくちゃ恥ずかしいんです。
だって、サービスエリアです。周りにヒッチハイクしてる人なんて居ません。
掲げてなくても、スケッチブックを抱えて歩いているだけで視線を感じるし。
「あーもうやだ、帰ろう、ヒッチハイクじゃなくていいよ飛行機で行こう。」
「ここまで来て、みんなにヒッチハイクするって豪語してきたのに辞めるの?」
という葛藤が約1時間続きました。その間ただ立ってるだけ。
葛藤の末、意を決して「西」のボードを掲げます。場所はSAのトイレの前あたり。
ここなら人が沢山通ると思ったので。
掲げると、やはりめちゃくちゃ視線を集めます。
「あーヒッチハイクだー」「初めて見たー」「あれなんだっけ、猿岩石?」
みたいなヒソヒソ話とともに。
超恥ずかしい!もう辞めたい!と思いながらも、だんだんどうでも良くなってきて吹っ切れた私は満面の笑顔でアピールしました。(笑)
そうして掲げる事30分、ようやく最初の人が話しかけてくれました。
SAの上りと下り
「ヒッチハイクですか?どこまで行くんですか?」
声を書けてくれたのは25歳ぐらいの女性3人組。どうやら旅行中とのこと。
スケベな私は「超ラッキー!!」とテンションが上がります。
が、行先は大阪市内とのこと。
どれだけ乗りたくても、違う方向の車には乗れません。
今考えれば大きなミスにここで気づくべきでした・・・
それから約15分後。1人の男性が話しかけてくれました。
男性「西ってどこまで行きたいん?」
いためし「鹿児島を目指しています。」
男性「それやったらここでやってたらあかんで、ここは名神の下りの最後のSAやから」
いためし「!!」
男性「高速降りる人しかおらん。上りでやらな遠くに行けへんで。」
いためし「・・・ありがとうございます!」
超凡ミスでした。時間を無駄にしました。
けどここでこの男性のアドバイスを貰えて本当によかったです。
すぐに私は少ない旅費の中から高速道路地図を購入し、上りのSAへ向かいました。
続きます。